2024/11/30 04:39 |
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2011/09/24 03:38 |
何種類ものサプリを一度に摂取する際飲み合わせで効果を打ち消してしまうような事はないのでしょうか? |
以前書いた情報が間違っていましたので訂正させてください。
以前「プロバイオティクスとオメガ3はなるべく同時に摂らないほうが良い」と書きましたが、正しくは「プロバイオティクスと消化酵素(Trienzaなど)」でした。先日アリゾナ州立大学のJames Adams教授のワークショップに出席したとき間違いに気がつきました。プロバイオティクスと消化酵素を一緒に摂ると、消化酵素がプロバイオティクスの効果を下げてしまうそうです。
私はそのワークショップに出るまでこの事実を誤解していましたので、これからしょんしょんにあげるサプリの順序を考え直さなくてはなりません。みなさんもサプリの効果を最大限に活かせるようこの二つを同時に摂らせないよう心がけてください。
以前書いた記事:
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どこの学会で聞いたか忘れてしまったのですが、私が知っている良くない組み合わせは以下の二つです。その他のものは一度に混ぜてしまっても構わないと思います。
●ミネラルの中で亜鉛はカルシウム・マグネシウムと同時に摂らないほうが良いそうです。同時に摂るとこの中のひとつの吸収率が悪くなる、といった理由だったと思います。これを知ってから、ウチもカルシウム・マグネシウム・亜鉛が一緒になったマルチミネラルのサプリを止めました。そして液体状の亜鉛は食事のときではなく、寝る前(歯磨きの前)に単独でスプーンであげていました。
●プロバイオティクスとオメガ3も、なるべく同時に摂らないほうが良いそうです。これはアリゾナ州立大学のJames Adams教授が学会で言っていたように記憶しています。プロバイオティクスの効果が薄れるというのが理由だったような・・・。しかし我が家ではこれは実行出来ていません。毎食Nordic NaturalsのChildren's DHAを4粒あげてから、その他の全てのサプリを混ぜたものを食べさせています。プロバイオティクスの効果をあげるためにはプロバイオティクスを食前にあげて、オメガ3を含むその他のものを食後にあげるのが良いのかもしれません。
曖昧な回答で申し訳ありません。なるべく時間があるときに調べて、改めて回答しようと思います。
以前「プロバイオティクスとオメガ3はなるべく同時に摂らないほうが良い」と書きましたが、正しくは「プロバイオティクスと消化酵素(Trienzaなど)」でした。先日アリゾナ州立大学のJames Adams教授のワークショップに出席したとき間違いに気がつきました。プロバイオティクスと消化酵素を一緒に摂ると、消化酵素がプロバイオティクスの効果を下げてしまうそうです。
私はそのワークショップに出るまでこの事実を誤解していましたので、これからしょんしょんにあげるサプリの順序を考え直さなくてはなりません。みなさんもサプリの効果を最大限に活かせるようこの二つを同時に摂らせないよう心がけてください。
以前書いた記事:
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どこの学会で聞いたか忘れてしまったのですが、私が知っている良くない組み合わせは以下の二つです。その他のものは一度に混ぜてしまっても構わないと思います。
●ミネラルの中で亜鉛はカルシウム・マグネシウムと同時に摂らないほうが良いそうです。同時に摂るとこの中のひとつの吸収率が悪くなる、といった理由だったと思います。これを知ってから、ウチもカルシウム・マグネシウム・亜鉛が一緒になったマルチミネラルのサプリを止めました。そして液体状の亜鉛は食事のときではなく、寝る前(歯磨きの前)に単独でスプーンであげていました。
●プロバイオティクスとオメガ3も、なるべく同時に摂らないほうが良いそうです。これはアリゾナ州立大学のJames Adams教授が学会で言っていたように記憶しています。プロバイオティクスの効果が薄れるというのが理由だったような・・・。しかし我が家ではこれは実行出来ていません。毎食Nordic NaturalsのChildren's DHAを4粒あげてから、その他の全てのサプリを混ぜたものを食べさせています。プロバイオティクスの効果をあげるためにはプロバイオティクスを食前にあげて、オメガ3を含むその他のものを食後にあげるのが良いのかもしれません。
曖昧な回答で申し訳ありません。なるべく時間があるときに調べて、改めて回答しようと思います。
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2011/09/24 03:18 |
しょんしょんくんが試したというコロストラムとは一体何でしょうか?飲むと効く効果や量などもわかれば教えてください。 |
コロストラムとは出産前後に母親の乳腺から分泌される初乳のことです。初乳には免疫グロブリンという免疫体が含まれ、これが腸の粘膜に届いて、ウィルスや細菌、アレルギーの原因になる異種タンパク質の進入を防いでくれるそうです。母乳育児の本にはよく「初乳は必ず飲ませましょう」と書いてありますが、免疫システムが未発達な生まれたばかりの赤ちゃんはお母さんの初乳を得ることによって初めて自身の免疫力をつけ、外界の病原菌から体を守ることができるわけですから本当に大切なことですよね。
では、なぜコロストラムが自閉症治療に良いか?それはコロストラムには免疫力向上の効果だけでなく、腸内環境を整えてくれる効果も期待できるからです。コロストラムに含まれる抗体や免疫グロブリンの多くは体内に吸収されるのではなく、腸内に留まるとか。そしてコロストラムに含まれるプロバイオティクスが腸内を健康に保つ"良いバクテリア"の食料となってその量を増やすそうです。またコロストラムに含まれるIgFという成長ホルモンは、細胞組織の生成や修復の働きがあり、リーキーガットの改善にも役立つそうです。つまり腸内環境が整い、免疫機能が向上する。まさに腸が荒れていることの多い自閉症児にはピッタリのサプリメントです。
しかしAutism Research Institute (ARI)が発表したParent Ratings(自閉症児の親による評価)によりますと、コロストラムを使って"良くなった"と答えた親は38%、"以前と変わらない"は56%、"悪くなった"は6%でした。この数字を参考にしたうえで、サプリを試すかどうか検討してみてください。
コロストラムのサプリを買うときの注意ですが、市場に出ているものは牛乳を使っていることがほとんどですから、CFダイエットをやっている場合は必ずカゼインフリーであることを確かめてくださし。私の知る限りでは、Kirkman LabのColostrum Gold(液体)だけがカゼインフリー(もちろんグルテンもフリー)です。でも探せば他にもあるかもしれないので、興味のある方はご自分でも調べてみてくださいね。
Kirkman LabのColostrum Gold(液体)の使用量は小さじ1/2を一日2回(朝と夜)。でも最初の1~2週間は体を慣らすために半量(小さじ1/4を一日2回)からはじめたほうが良いようです。
Flavored(味つき)とUnflavored(味なし)がありますが、Unflavoredは試した人の話によるとかなり臭いそうなので、Flavoredをお勧めします。しょんしょんもFlavoredを使っていましたが、甘い液体ですから嫌な味の他のサプリと混ぜるのに重宝していました。
それから開封したあとは冷蔵庫での保存が必要ですので、ご注意ください。
2011/09/20 06:01 |
Juliusのビデオ |
今回はみなさんからの質問への回答ではないのですが、ちょっと紹介したいビデオがあるので書かせてください。ロサンゼルス郊外に住むJuliusという自閉症の診断を持つ男の子が、GFCFやビタミンB12注射、サプリメントなどのバイオメディカル治療を始めた後どう変わったかを映したビデオです。治療前と10ヵ月後でははっきりとした違いが見られます。7分以上の英語の記述だけのビデオですが、もし良かったら見てみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=Omv2zyT3WQ4&feature=player_embedded
Juliusの両親とは去年10月のDAN学会で一緒になり、お互いを紹介しあいました。彼らは「自分達の治療体験に基づいたウェブサイトを作っているからぜひ見て欲しい」と言ってこのビデオのことを教えてくれました。私も「これからもっと勉強して日本の自閉症児を持つ家族を助ける活動をしたい」と言い、お互い頑張ろうと励ましあいました。
バイオメディカル治療の自閉症学会へ行くと、治療について必死に勉強しながら我が子を回復に向かわせているママさん・パパさんにたくさん知り合うことができます。数人単位ではありません。私も含め百人以上の同じ境遇に置かれている親達が、情報を交換し合い、励まし合いながら、その分野で最前線の医師や研究者の言葉に聞き入ります。新しい知識がたくさん得られ、驚きと発見がいっぱいの自閉症学会に行くことが、最近の私の一番の楽しみになっています。
この週末はアリゾナ州立大学のDr. James Adamsによるバイオメディカル治療のワークショップに一日中参加してきました。新しく出た研究結果をたくさん聞いたのでみなさんに早く紹介したいところですが、自分のこと(家事・育児・仕事)で毎日あまりにも忙しく、本格的なウェブサイト作成の作業まではなかなか手が届きません・・・。どうにか年内にはと思っていますので、もうしばらくお待ちくださいね。
http://www.youtube.com/watch?v=Omv2zyT3WQ4&feature=player_embedded
Juliusの両親とは去年10月のDAN学会で一緒になり、お互いを紹介しあいました。彼らは「自分達の治療体験に基づいたウェブサイトを作っているからぜひ見て欲しい」と言ってこのビデオのことを教えてくれました。私も「これからもっと勉強して日本の自閉症児を持つ家族を助ける活動をしたい」と言い、お互い頑張ろうと励ましあいました。
バイオメディカル治療の自閉症学会へ行くと、治療について必死に勉強しながら我が子を回復に向かわせているママさん・パパさんにたくさん知り合うことができます。数人単位ではありません。私も含め百人以上の同じ境遇に置かれている親達が、情報を交換し合い、励まし合いながら、その分野で最前線の医師や研究者の言葉に聞き入ります。新しい知識がたくさん得られ、驚きと発見がいっぱいの自閉症学会に行くことが、最近の私の一番の楽しみになっています。
この週末はアリゾナ州立大学のDr. James Adamsによるバイオメディカル治療のワークショップに一日中参加してきました。新しく出た研究結果をたくさん聞いたのでみなさんに早く紹介したいところですが、自分のこと(家事・育児・仕事)で毎日あまりにも忙しく、本格的なウェブサイト作成の作業まではなかなか手が届きません・・・。どうにか年内にはと思っていますので、もうしばらくお待ちくださいね。
2011/09/17 11:55 |
Trienzaの効果はどれくらい続くのでしょうか? |
質問の全文: Trienzaの効果はどれくらい続くのでしょうか?食前すぐに服用するのが一番なのですが、どうしてもできないときがあります。そういうときは、どれくらいの前か後なら効果を示してくれるかお分かりでしょうか。
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Trienzaを製造販売しているHouston Enzymesのウェブサイトを改めて読んでみました。Trienzaに限らずHoustonの消化酵素ならどれにもいえることのようですが、酵素が一番効くのは食べる直前、もしくは最初の数口目と一緒に摂ったときだそうです。それ以外だと効果が薄れる可能性はあるようですが、重要なのはたとえ食事中や食後になったとしても必ず摂ったほうが良いということ。食べ物は胃に1時間半~3時間留まっているので、摂るのが遅れたとしても胃で完全に消化が終わる前であればある程度の効果は期待できるそうです。自閉症に悪影響があると言われているグルテンやカゼインから作られるペプチド(アミノ酸が2個以上結合したもの)は腸内で分解され吸収されてしまいます。ですから腸へ到達する前の胃の中にいる間に消化酵素が届けば、ペプチドを減らす一定の効果があるということみたいです。
Trienzaを食事のかなり前に摂っても効果があるかどうかについても調べてみましたが、残念ながらHouston Enzymesウェブサイト内には見つけられませんでした。ただ、消化酵素を飲んだ後何も食べなかったとしても、体には一切害がないとありました。消化酵素はタンパク質ですから、体は消化酵素を他のタンパク質と同じように処理してくれるそうです。
2011/09/10 14:31 |
しょんしょんくんはビタミンB12注射をした翌朝に機嫌が悪くなったことはありますか? |
う~ん・・・。B12注射の翌朝に機嫌が悪かったというようなことは、たぶん今までにはなかったと思います。いつもと変わらぬ様子で起きてきます。(参考にならなくてごめんなさいっ・・・。)
機嫌が悪くなったといえば、一番最初にキレーションをやったとき。DMSAを初めて飲んだ翌日でした。何もかもが気に食わないようで、怒って泣いてばかりの一日でした。でもそうなることは事前にドクターから教えられていたので、驚かなかったばかりか、何らかしらDMSAが作用していることが分かって嬉しいぐらいでした。新しくバイオメディカル治療を始めた直後に自閉症の症状が悪化するのは良くあることだそうです。キレーションだけでなく、GFCFを始めてしばらくの間とか、新しいサプリを始めた数日間にも症状の悪化が見られることが多いようです。ですから"悪化したから"といってすぐに治療を止めてしまうのは良くありません。一度治療をはじめたら、しばらくは続けて様子を見たほうが良いと思います。数日経っても症状の悪化がひどい場合は、しばらく止めてみて、落ち着いた頃にもう一度はじめてみる。それでまた悪化した場合は、その治療が原因であることがはっきりすると思うので、そのときは完全にやめるべきだと思います。
2011/09/10 13:41 |
アルファリポ酸について、何か情報あれば教えていただけますか? |
アルファリポ酸(Alpha Lipoic Acid)はしょんしょんが飲んでいたThorn Research社のNeurochondriaに含まれていましたから少し調べたことがあります。抗酸化作用が強く、グルタチオン生成も促しますからデトックス効果もあり、自閉症治療にはとても良いサプリだと思います。アルファリポ酸の一番良いところは、ビタミンCなどの水溶性やビタミンEなどの脂溶性の抗酸化物質とは違い、水溶性と脂溶性の両方で働くということ。つまり体全体をフリーラジカルによるダメージから守り、酸化を防いでくれるということです。酸化ストレス(Oxidative Stress)と自閉症の関連性はいつも学会でも話題になっています。
ひとつ気になるのは、品質の悪いアルファリポ酸のサプリが多く出回っているらしいということ。アメリカだけの話かもしれませんが、とりあえずクオリティーの高い製品を扱っている製薬会社かどうかを調べてから買ったほうが良いかもしれませんね。
2011/09/09 06:13 |
完璧にGFが出来ていないと意味がないのでしょうか? |
質問の全文: 完璧にGF には出来なくても今の段階で出来る範囲で除去していけば消化の負担も減らせるのではないかと思っているのですが、少しでも採っていれば意味がないのでしょうか?「ゼロにしなければ意味がない」と読んだ事もあるのですが、消化出来ずに作り出されたペプチドを少しでも減らす事に意味がないとは考えにくいのですが。
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これは私にとってもすごく気になるところですから、何度かネットで調べたり、先輩ママさんに聞いたりしました。しかし未だに納得できる答えは見つかっていません。アメリカにはセリアック症候群の人が100人に1人ぐらいの割合でいるらしく、グルテンフリーの食品は比較的手に入りやすいです。でも日本では小麦にアレルギーを持つ子供(や大人)が一定数いると思われるのにも関わらず、グルテンフリーの商品を見つけるのは至難の業ですよね。一見小麦粉を使っていなさそうな食品も、成分表をよく見てみると実は使ってあることが多いです。ですから日本に住むみなさんには特に気になることだと思います。
話が少し逸れますが、醤油に小麦粉が入っているという事実は、私達のように日本食でGFをやろうと思っている親にとっては非常に辛いですよね。醤油に入っているということは、醤油を使った調味料(納豆のたれ、焼肉のたれ、麻婆豆腐のレトルトの調味料など)もすべて避けなくてはなりません。また、醤油は食品にとろみをつけるためにも使われていますから、カレールーや様々なソース類にも入っているようです。我が家では醤油は全て小麦粉の入っていないものに変え、たれや調味料はなるべく手作りするようにしています(←ゾっとするほど面倒です)。カレーやシチューのルーはアレルギー生活改善総合研究所などから取り寄せたものを使っています。
話を元に戻しますが、アメリカでのバイオメディカル治療の常識では「グルテンもカゼインも100%除去が必要」となっているようです。過去に行われたGFCFの研究では、完全にGFCFをしたグループと、いつもと同じ食事を食べていたグループに分けて自閉症的な症状などを比べたわけですが、症状を調べる前にGFCFのグループが完全にGFCFが出来ていたかどうかを尿や血液を取って検査をしたそうです。そして、ほんの少しでも体内にグルテンやカゼインが入っていた子供達は研究から外したそうです。その話の中で、「親は完全にGFCFが出来ていると思っていても、そうでない場合が多いから、細心の注意をはらって裏のラベル(成分表)を見るように」とプレゼンテーターが言っていたのを覚えています。また自閉症児の親のサポートグループのミーティングでGFCFを始める前に夫や同居する家族への説得が重要であることが話されたときに、「家族の一人が"これぐらいなら大丈夫だろう"とほんのひとかじりのクッキーをこっそり食べさせただけで、それまでの苦労が台無しになる。100% or Nothingだ」と言っていました。
もうひとつ私がはっきり覚えているのは(残念ながら何処で聞いたか覚えていないのですが)、「カゼインは完全に断ってから3日で体内からすっかりなくなるが、グルテンは半年~9ヶ月かかる」ということ。つまり「グルテンはカゼインよりももっと気をつける必要がある。絶対に体内に入らないように気をつけないといけない」そうです。私も今までそれに従ってグルテンには相当気を使ってきました。
とはいえ、これだけ色々な食品(加工品)が出回っている世の中に住んでいるわけですから、どれだけ気をつけていても多少のグルテンは体内に入ってくると思うのです。100%除去しないと本当にGFの意味がないのか?私は個人的にそうではないと思います。私もこの質問をされたママさんと同じように、グルテンを減らすことには一定の価値があり、グリアジノモルフィン(脳内でモルヒネのような作用をする物質)を減らすことができるのではと思っています。そういう考えがあるからこそ、先日の記事に書いたように、多少のグルテンを含んでいる可能性があるお茶も飲ませていますし、Trienzaを食べさせた上で外食もしています。それから、学会などではダメだと言われていますが、小麦粉から作られている粘土(Play-Douなど)でも遊ぶことも禁止していません。家ではなるべく遊ばせないようにしていますが、幼稚園においてあるものまでは気にしないようにしています。
この質問に関しては、これから行く学会でも注意して聞いておきますね。何か分かれば、すぐみなさんにも報告します。
2011/09/03 12:57 |
しょんしょんくんにはどんな飲み物を飲ませていますか?GFをやっていると麦茶はやめた方がよいですよね? |
私も「麦茶は大麦が原料だからグルテンが入っている!」と気が付いたときは焦りました。我が家でも毎日のように麦茶を作っていたからです。しかしネットで調べてみると、大麦には小麦ほどグルテンは入っていないそうです。とはいえ、重度の小麦アレルギーの人達は麦茶にも反応することがあるとか・・・。
ウチの場合ラッキーだったのは、自閉症的な症状が多かった頃のしょんしょんはりんごジュースばかり欲しがって、ダメだというと癇癪を起こしていました。ですからしょんしょんの飲み物というと、いつもオーガニックの100%りんごジュースコップ1/3~1/4に水をいっぱい足したもの(←少しでもりんごの味がするだけで満足していた)。麦茶はほとんど飲んでいませんでした。
麦茶が良くないと気づいてから私がいろいろ探して買い始めたのは、デトックス効果があると宣伝していた天地茶と、前田園のどくだみ健康茶。どちらもどくだみをはじめ数種類のお茶(薬草茶?)をブレンドしたものですが、飲みやすいので家族みんなが「麦茶より美味しい」と気に入っています。はと麦もブレンドされているところだけは気になっていますが、グルテンが入っていても微量だと思うので目をつむっています。どちらも日本の製品ですが、パッケージに英語の説明が最初から印刷してあるので、もしかしたらアメリカ向けに作られたものかもしれません。でもきっと日本にもこれと同じような、デトックスの効果があってグルテンの心配が少ない(?)お茶がたくさん売りに出されていると思いますが、どうなんでしょう?
最近(というか今年に入ってからぐらいかな?)、しょんしょんはりんごジュース以外のものも嫌がらずに飲むようになりました。食事のときは、まず天地茶を一杯飲んでから、薄めたりんごジュースを飲むのが日課になっています。その外にしょんしょんが飲むものは、豆乳、アーモンドミルク、100%オレンジジュース。すべてオーガニックでGMO対応のものにしています。幼稚園の水筒に入れていくのは水だけ。アメリカのレストランの飲み物と言えばソーダ類ばかりですが、外食の際どうしても水以外のものを欲しがるときは、レモネードをあげています。
2011/09/02 06:31 |
リーキーガットシンドローム(LGS)の可能性がある場合にはまた違った治療方法などがあるのでしょうか? |
リーキーガットシンドローム(Leaky Gut Syndrome)とは、腸が荒れていたり未発達のときに、食べ物と一緒に入ってきた有害物が腸の膜を通過して体内に吸収される症状のことです。(Leakyは"漏れる"、Gutは"腸もしくは消化管"、Syndromeは"症候群"の意味。)グルテンフリー・カゼインフリーダイエット(GFCF Diet)の必要性の説明のときに、「グルテンやカゼインなどの大きなたんぱく質が荒れた腸を通過して血液中に入り、それが脳に到達して一種のモルヒネのような役目をし、自閉症の症状を引き起こすといわれている」と話しましたが、リーキーガットとはまさしくその症状を説明する言葉です。一般的な西洋医学の医師たちの間ではあまり知られていない、もしくは批判されている考え方のようですが、DANドクターなど代替医療に関わる人達には広く指示されています。実際、自閉症学会へ行くと"リーキーガット"という言葉はとても頻繁に聞きます。
約80%の免疫機能は腸の中に存在していると言われています。そして約90%の慢性的な病気の症状は腸の健康の衰えによるものとも言われています。自閉症に関して言えば、自閉症児の約90%が腸に問題を抱えているとの研究結果があります(Liz Lipski, Ph.D, CCN, DAN学会プレゼンテーションより)。この数字が本当かどうかはわかりませんが、私は様々な自閉症学会で、健常な子供と比べて自閉症の子供の腸内がどれだけ炎症を起こして荒れているか、具体的な話をたくさん聞きましたし実際の写真も見ました。個人的にはDANドクターや研究者達の説明には十分信憑性があり、リーキーガットは存在すると信じています。しょんしょんもバイオメディカル治療を始めてうんちの状態が良くなるにつれ自閉的な症状が治まってきたと感じています。
健康な腸の中にはイーストと良いバクテリアがバランスよくいるそうです。しかし自閉症児の中にはこのバランスが崩れている子供が非常に多いとのこと。原因は様々ですが、抗生物質の多用が原因になっていることが多いようです。抗生物質は悪いバクテリアを殺しますが、同時に良いバクテリアも殺してしまいます。イーストは殺しません。結果、悪いバクテリアが腸内を支配し、イースト(多くはカンジダ)が死んだバクテリアの場所を埋めるように多量に発生してしまうようになるそうです。免疫機能がきちんと働いていれば悪いバクテリアやイーストの多量発生を防ぐことが出来ますが、残念ながら自閉症児は様々な理由から免疫機能が弱っている場合が多いそうです。
このブログを読んでくださっているママさんの中には、検査によってイーストの増殖の問題が見つかった方がいらっしゃいます。イースト対策のためにまず気をつけないといけないことは、糖分を摂らない事のようです。イーストは糖分が大好きで、糖分をもとに増えていきます。糖分とは、砂糖や砂糖を使ったジュースやキャンディだけでなく、分解されると糖になる米、コーン、フルーツなども含まれます。日本人ですからお米を食べないわけにはいかないでしょうけれど、一定期間だけなるべくこれらの糖分を食べないようにし、お子さんの行動や症状を観察するのも良い方法かもしれません。
イースト対策に有効なサプリですが、私が持っている資料によると、以下のようなものがあります。
●プロバイオティック ●コロストロム ●グレープフルーツシードエキス ●オリーブリーフエキス ●にんにくエキス ●砂糖を分解する消化酵素(CarbDigest, No-Fenolなど)
リーキーガットの治療法としては、私が今まで説明したバイオメディカルの基礎と同じです。栄養面と安全を考えた食事とマルチビタミン・ミネラルをきちんととった上で、まずはプロバイオティックで善玉菌を増やす。オメガ3は腸の炎症を抑える役目もあるので必ず飲む。食べる前にTrienzaなどの消化酵素を飲み、タンパク質の分解と消化を助ける。この基礎をしっかり固めた上で、免疫力向上や抗酸化作用の強いサプリを飲むと良いと思います。個人的な意見ですが、Kirkman Labのカゼインフリーのコロストロム(液体)は腸に問題を抱える自閉症児のために加えるのに良いサプリだと思います。免疫力を向上します。しょんしょんも長く使っていました。甘い液体なので、他のサプリと混ぜるときに味を良くするのにも重宝しました。
2011/09/02 03:46 |
NACはどういう効果があり、どれくらいの量をどのくらいの期間飲ませたらいいですか? |
NAC(N-acetylcysteine)は肝臓の重金属(水銀など)を初めとする毒素の排出(デトックス)作用と、抗酸化に必要なグルタチオンを増やす効果があるものです。免疫向上効果もあります。
ウチはPure encapsulations社のNAC 600mgを使いました。説明書には1カプレルを1日2,3回飲むと書いてありますが、しょんしょんは子供なので1カプセルを半量ずつ2回に分けて飲みました。飲むのはなるべく食間が良いそうです。つまり食事と一緒に摂る他のサプリと一緒にできないので、だんだん面倒なり、忘れることも多くなって、結局数週間で止めてしまいました。飲む期間は他のサプリ同様、改善状況を見て決めたらよいと思います。