2024/11/30 00:33 |
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2011/09/09 06:13 |
完璧にGFが出来ていないと意味がないのでしょうか? |
質問の全文: 完璧にGF には出来なくても今の段階で出来る範囲で除去していけば消化の負担も減らせるのではないかと思っているのですが、少しでも採っていれば意味がないのでしょうか?「ゼロにしなければ意味がない」と読んだ事もあるのですが、消化出来ずに作り出されたペプチドを少しでも減らす事に意味がないとは考えにくいのですが。
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これは私にとってもすごく気になるところですから、何度かネットで調べたり、先輩ママさんに聞いたりしました。しかし未だに納得できる答えは見つかっていません。アメリカにはセリアック症候群の人が100人に1人ぐらいの割合でいるらしく、グルテンフリーの食品は比較的手に入りやすいです。でも日本では小麦にアレルギーを持つ子供(や大人)が一定数いると思われるのにも関わらず、グルテンフリーの商品を見つけるのは至難の業ですよね。一見小麦粉を使っていなさそうな食品も、成分表をよく見てみると実は使ってあることが多いです。ですから日本に住むみなさんには特に気になることだと思います。
話が少し逸れますが、醤油に小麦粉が入っているという事実は、私達のように日本食でGFをやろうと思っている親にとっては非常に辛いですよね。醤油に入っているということは、醤油を使った調味料(納豆のたれ、焼肉のたれ、麻婆豆腐のレトルトの調味料など)もすべて避けなくてはなりません。また、醤油は食品にとろみをつけるためにも使われていますから、カレールーや様々なソース類にも入っているようです。我が家では醤油は全て小麦粉の入っていないものに変え、たれや調味料はなるべく手作りするようにしています(←ゾっとするほど面倒です)。カレーやシチューのルーはアレルギー生活改善総合研究所などから取り寄せたものを使っています。
話を元に戻しますが、アメリカでのバイオメディカル治療の常識では「グルテンもカゼインも100%除去が必要」となっているようです。過去に行われたGFCFの研究では、完全にGFCFをしたグループと、いつもと同じ食事を食べていたグループに分けて自閉症的な症状などを比べたわけですが、症状を調べる前にGFCFのグループが完全にGFCFが出来ていたかどうかを尿や血液を取って検査をしたそうです。そして、ほんの少しでも体内にグルテンやカゼインが入っていた子供達は研究から外したそうです。その話の中で、「親は完全にGFCFが出来ていると思っていても、そうでない場合が多いから、細心の注意をはらって裏のラベル(成分表)を見るように」とプレゼンテーターが言っていたのを覚えています。また自閉症児の親のサポートグループのミーティングでGFCFを始める前に夫や同居する家族への説得が重要であることが話されたときに、「家族の一人が"これぐらいなら大丈夫だろう"とほんのひとかじりのクッキーをこっそり食べさせただけで、それまでの苦労が台無しになる。100% or Nothingだ」と言っていました。
もうひとつ私がはっきり覚えているのは(残念ながら何処で聞いたか覚えていないのですが)、「カゼインは完全に断ってから3日で体内からすっかりなくなるが、グルテンは半年~9ヶ月かかる」ということ。つまり「グルテンはカゼインよりももっと気をつける必要がある。絶対に体内に入らないように気をつけないといけない」そうです。私も今までそれに従ってグルテンには相当気を使ってきました。
とはいえ、これだけ色々な食品(加工品)が出回っている世の中に住んでいるわけですから、どれだけ気をつけていても多少のグルテンは体内に入ってくると思うのです。100%除去しないと本当にGFの意味がないのか?私は個人的にそうではないと思います。私もこの質問をされたママさんと同じように、グルテンを減らすことには一定の価値があり、グリアジノモルフィン(脳内でモルヒネのような作用をする物質)を減らすことができるのではと思っています。そういう考えがあるからこそ、先日の記事に書いたように、多少のグルテンを含んでいる可能性があるお茶も飲ませていますし、Trienzaを食べさせた上で外食もしています。それから、学会などではダメだと言われていますが、小麦粉から作られている粘土(Play-Douなど)でも遊ぶことも禁止していません。家ではなるべく遊ばせないようにしていますが、幼稚園においてあるものまでは気にしないようにしています。
この質問に関しては、これから行く学会でも注意して聞いておきますね。何か分かれば、すぐみなさんにも報告します。
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2011/09/03 12:57 |
しょんしょんくんにはどんな飲み物を飲ませていますか?GFをやっていると麦茶はやめた方がよいですよね? |
私も「麦茶は大麦が原料だからグルテンが入っている!」と気が付いたときは焦りました。我が家でも毎日のように麦茶を作っていたからです。しかしネットで調べてみると、大麦には小麦ほどグルテンは入っていないそうです。とはいえ、重度の小麦アレルギーの人達は麦茶にも反応することがあるとか・・・。
ウチの場合ラッキーだったのは、自閉症的な症状が多かった頃のしょんしょんはりんごジュースばかり欲しがって、ダメだというと癇癪を起こしていました。ですからしょんしょんの飲み物というと、いつもオーガニックの100%りんごジュースコップ1/3~1/4に水をいっぱい足したもの(←少しでもりんごの味がするだけで満足していた)。麦茶はほとんど飲んでいませんでした。
麦茶が良くないと気づいてから私がいろいろ探して買い始めたのは、デトックス効果があると宣伝していた天地茶と、前田園のどくだみ健康茶。どちらもどくだみをはじめ数種類のお茶(薬草茶?)をブレンドしたものですが、飲みやすいので家族みんなが「麦茶より美味しい」と気に入っています。はと麦もブレンドされているところだけは気になっていますが、グルテンが入っていても微量だと思うので目をつむっています。どちらも日本の製品ですが、パッケージに英語の説明が最初から印刷してあるので、もしかしたらアメリカ向けに作られたものかもしれません。でもきっと日本にもこれと同じような、デトックスの効果があってグルテンの心配が少ない(?)お茶がたくさん売りに出されていると思いますが、どうなんでしょう?
最近(というか今年に入ってからぐらいかな?)、しょんしょんはりんごジュース以外のものも嫌がらずに飲むようになりました。食事のときは、まず天地茶を一杯飲んでから、薄めたりんごジュースを飲むのが日課になっています。その外にしょんしょんが飲むものは、豆乳、アーモンドミルク、100%オレンジジュース。すべてオーガニックでGMO対応のものにしています。幼稚園の水筒に入れていくのは水だけ。アメリカのレストランの飲み物と言えばソーダ類ばかりですが、外食の際どうしても水以外のものを欲しがるときは、レモネードをあげています。
2011/08/11 02:29 |
グルテンフリー・カゼインフリー(GFCF)ダイエット |
サプリに加えて、やはりグルテンフリー・カゼインフリー(GFCF)ダイエットは不可欠かもしれません。アメリカではGFCFダイエットをやっていないと診察をしてくれないDANドクターがいると聞いたことがあります。それぐらいGFCFダイエットは重要視されています。
乳製品(ミルク、バター、ヨーグルトなど)を避けるカゼインフリーはどうにか日本でも実現可能だと思います。しかし小麦粉を避けるグルテンフリーはかなり難しい。小麦粉はしょうゆにも入っているので、料理に使う調味料や味付けも変えないといけません。
我が家が日本に滞在していたときはアレルギー生活改善総合研究所(http://www.a-soken.com/)から食品を取り寄せていました。値段は高くなりますが、他に選択肢がありませんでした。
乳製品(ミルク、バター、ヨーグルトなど)を避けるカゼインフリーはどうにか日本でも実現可能だと思います。しかし小麦粉を避けるグルテンフリーはかなり難しい。小麦粉はしょうゆにも入っているので、料理に使う調味料や味付けも変えないといけません。
我が家が日本に滞在していたときはアレルギー生活改善総合研究所(http://www.a-soken.com/)から食品を取り寄せていました。値段は高くなりますが、他に選択肢がありませんでした。
2011/08/11 02:05 |
豆乳も×ですか?納豆はどうですか? |
大豆はしょんしょんの場合大丈夫そうなので、豆乳を牛乳代わりにたくさん使っています(豆乳の他にもアーモンドミルク、ライスミルクなどを使っています)。でも大豆もアレルゲンになる可能性があるので、一切避けている自閉症児もたくさんいるようです。納豆も大豆なので同じ。豆乳が大丈夫なら、納豆も大丈夫です。(注:でも納豆についてくる"たれ"には醤油、つまり小麦粉が入っていることが多いのでグルテンフリーをやっている場合は気をつけてください。)
大豆にアレルギーがあるかどうかは、一定期間摂らせたときと、全く摂らないときのお子さんの行動やウンチの状態、肌の反応(ほっぺの赤み、目の下のくまなど)を見るしかないかもしれません。アレルギー検査をして陽性が出ればアレルギー反応があるということですが、陰性でもアレルギーがないという意味ではありません。
大豆にアレルギーがあるかどうかは、一定期間摂らせたときと、全く摂らないときのお子さんの行動やウンチの状態、肌の反応(ほっぺの赤み、目の下のくまなど)を見るしかないかもしれません。アレルギー検査をして陽性が出ればアレルギー反応があるということですが、陰性でもアレルギーがないという意味ではありません。